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ブルグミュラーコンクールを終えて

  • 執筆者の写真: 紀子 濱田
    紀子 濱田
  • 2 日前
  • 読了時間: 5分

すっかり冬ですね🪾

今回は秋のコンクールに挑戦し、音楽的に大きな成長を遂げた、

3名の小学2年生の生徒さんたちをご紹介します💁‍♀️


3人ともコンクールは初めての経験なので、初めての子でも受けやすい、

ブルグミュラーコンクールを選びました🍀


ブルコンにはA部門とB部門があり、それぞれ進度に合った方を選べます。


お一人目🧚‍♀️

ピアノを始めてまだ1年と少しですが、譜読みが早く、いつも楽しそうにピアノを弾く彼女は、

いろんなことに意欲的で、夏の発表会が終えた頃から、コンクールに挑戦してみたい✨と話してくれました。

今回はA部門を選択。

普段のレッスン曲よりもかなり易しいですが、

1曲を深く学ぶってこんなに考えることがたくさんあるんだ〜😯と新しい気づきがあった様子。

もうそれだけで凄い進化なんです🎹


本番間近は、レッスン日以外に、先生と何度も動画のやり取りをして、

朝学校へ行く前に練習して撮ってくれたんだろうな〜と思えるような演奏もあったりして、

忙しい中頑張ってくれました🤝


ご本人からの感想。

「毎日たくさん練習して、音を強く弾いたり、弱く弾いたりするのが勉強になりました。

本番ではお友達が弾いている時もドキドキしました。私の順番が来たら、堂々と歩いて、ピアノを弾くところに行きました。ピアノを弾き始めたらすごくドキドキしたけど、最後に先生やお母さんに、上手だったよ、よくがんばったねと言われてとても嬉しかったです。」


ほんと、緊張の中、よく頑張りました👍

彼女は本番を終えた後、そのまま学校の部活の大会へ向かって行きました🚃

なんてパワフルなの〜🌟頼もしいです。



続いて、ピアノ歴3〜4年のB部門を受けたお二人🧚‍♀️🧚

B部門は、ブルブミュラーの曲で挑みます。


それぞれの性格に合わせて、1人には「牧歌」を、もう1人には「進歩」を選びました🎼


ブルグミュラーは技術面と表現面がどちらも難しく、特に表現面に関しては、

かなり「音楽」を意識していないと弾けません。


滑らかに演奏できていない箇所については、その1小節のためだけに、部分練習、リズム練習、

と、譜面に書かれていない練習を何度も繰り返し、やっとそのたった1小節がクリアになるわけです😐

それが1曲となると、次から次へと先生から練習方法の注文が入るわけです😵‍💫

発表会ではそこまでやりません🫥

完成度の高さを、子供の演奏とは思えないところまで引っ張り上げて行くのがコンクールです🤗


なので、予選本番を迎えたその時点でもう、大成長を成し遂げています💪


結果は、1人は惜しくも奨励賞。

しかし点数を見てみるとびっくり。

なんと予選通過ラインと同点でした🌼

これは、同じ点数が複数いた場合、全審査員の平均順位が上位の方を通過とみなすルールがあるため、

今回、たまたま他にも同じ点数がいたという結果でした。


0.1点の差で、合否が分かれる厳しい世界ですが、

評価として、予選通過の演奏だったことは、本人にも大きな自信になったようです🌝


とにかく音色が綺麗な子。

本番も、彼女にしか出せない音色で曲の世界を表現していました💓


ご本人からの感想。

「左手を合わせるのがむずかしかったけど、楽しかったです。またコンクールに出たいと思いました。」


また、出たい。この言葉が出たのならもう大成功です😌



もう1人はファイナルへ進出🫧

予選に向けてしっかり完成させた曲を、さらに2ヶ月弱かけてブラッシュアップさせる作業は、

小さな子供にとって想像以上に大変です💦

他の基礎テキストもやりながら、飽きないように、精神的負担がかからないように、

完成度をさらにさらに高めて行きました⤴️


本番直前は、グランドピアノのあるスタジオでレッスンしたり、本番のステージやホールの響きを意識したレッスンも取り入れ、もうやることは全てやった!🫳

私も生徒も保護者も、おんなじモチベで、本番へ向かいました🏃‍♀️‍➡️

と言っても弾くのは本人だけですから、ほんと演奏者ってスゴイです🙄


入賞には届きませんでしたが、やり切った感はなんとも清々しく、

何より、本番の演奏が、今までで一番粒の揃ったパッセージに到達していたこと。

彼女の本番の強さに驚かされました😳


ご本人からの感想。

「コンクールのために毎日たくさん練習するのが大変でした。でも、練習しているうちにどんどん上手になりました。本番で失敗せず弾けたのが嬉しかったです。もう一度コンクールにチャレンジしたいです」


もう一度チャレンジしたい。いいね😉!!


お母様からもご感想いただきました。

「コンクールに出ると決めたものの、お教室でも家でも練習に付き添うのは、予想通り大変でした。

16分音符が一番の課題でしたが、基礎練習を繰り返してもなかなか改善せず、「できない!!」と何度も涙しました。でも決して逃げず、何度も練習し続け、先生も根気強く工夫しながら指導し続けて下さった結果、徐々に成果が見えてきました。

親も子も(先生も?)ドキドキで迎えた本番。ファイナルという舞台で、今までで一番良い演奏ができました。演奏後の晴れやかで、自信に満ちた顔を見て、少しお姉さんになったように感じました。

受賞はできませんでしたが、演奏力が上がったことは勿論、最後まで目標に向かって努力し続けたことは、決して無駄にはなりません。終えた今では挑戦して良かったと思います。」


保護者の方のサポートには頭が下がります🌱

サポートお願いしますね!と言っているのは私なのですが(笑)

にしても、強く温かく、寄り添い方が皆さん本当に素晴らしく、私も親として見習わなければ、

と思いました😓

私は娘にガミガミ言いすぎたので。。。反省🫠


ree

3人とも挑戦してくれてありがとう!

沢山の感動と学びをいただきました。



さて、ピアリズム教室は、クリスマス発表会まであと1週間!🎄

先生とのレッスンあと1回で本番だよ!

と言うと、え?そうなの😱!?と焦り始める子供たち。


もっと早く気づいて〜☠️

そういう私もギリギリまで焦れない人です。


風邪をひかないように、元気に過ごしましょう⛄️


 
 
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